
武林盟主・片桐結衣が京に戻り、実の両親と再会しようとしたところ、両親はすでに罠を仕掛けていた。彼女に妹の代わりとして、バカな男のもとへ嫁げと強要してきたのである。世間の人々は、結衣をただの田舎娘で、誰にでも好き勝手に扱われる存在だと思っている。しかし実際には、彼女は武術の腕前がずば抜けて高いだけでなく、すでに太子妃なのである。太子は見た目こそ穏やかで美男子だが、実は腹黒くて毒舌。結衣とはまさに「最強コンビ」——一方が武力でねじ伏せ、もう一方が言葉でとどめを刺す。この夫婦は実力を隠し、権力者や敵を次々と手玉に取り、大金を巻き上げ、最後には陰の勝者としてどっしりと構えている。