雲城の盛家――権力と財を司る名門。盛司宴は、血脈の呪いにより、一生に一人の異性しか近づけない。 そんな彼が「女嫌い」を公言する中、ある夜、走投無路の夏柠は、赤く腫れた瞳で無意識に彼にキスしてしまう。 誤って禁欲系の社長を惹いてしまった夏柠は、逃げたい一心でいたが、盛司宴の温かくも計算された溺愛に次第に捕らわれていく。 最初は「子供のためだけに娶る」と冷たく婚書を突きつけられた彼女だが、夜通し抱かれ、心も身体も彼に染まっていく――。 誤惹から始まる、禁欲社長の溺愛ラブストーリー。