八年目のベテランデザイナー・長谷川大貴は会社を解雇された。ところが、会社は彼のデザイン案を使ってなんと960億円の大型受注を獲得した。運よく、その案に使われていた中核特許がちょうど失効したばかりだった。大貴は和解を拒否し、元会社を飛び越えて、取引先と直接手を組んで独立した。四人だけの小さなオフィスから始まり、五年後、彼は自身のデザイン帝国を築き上げた。一方、元会社は最終的に清算され、倒産した。