捨てられたその日、路杳杳(ろようよう)は祖母の庭に火を放った。炎の中、血まみれの陸家の御曹司・陸時野(りくじや)と出会う。彼は彼女を拾い、家に連れ帰る。綿密に計画を練り、この「とげのあるバラ」を利用して二つの家の対立の棋譜をひっくり返そうとする。しかし、彼女が繰り返し反撃をする中で、彼は完全に心を奪われてしまう。それ以来、彼が火を点け、彼女が炎を燃やし、彼が罠を仕掛け、彼女がそれを打ち破る。現実を冷徹に見据える狂気のヒロインと、綿密に計画を練る腹黒いヒーローが、敵を打ちのめし、互いに救い合う。