豪族の長女・山田桜は母の死を機に家族のもとを離れ、十年もの間、拾った廃品で生計を立てながら、貧しい二人の男子学生を支援し続けた。 卒業式当日、彼女が最後の祝福を届けに訪れると、かつて支援した佐藤健太から「金目当てのホームレス」と罵倒される。 もう一人の支援学生・田中優斗が必死に弁護するが、逆に周囲から嘲笑を浴びせられる。その時、かつて桜が所属していたグループの副社長が現れ、彼女の前に深々と頭を下げる――。