林霧は高校時代から宋野に片思いを続け、五年間も想いを寄せてきた。両家の政略結婚により、林霧は宋野と同居し、彼の子を孕むことを迫られる。宋野は林霧を継母が送り込んだスパイと疑い、ことごとく難題を突き付けるが、自分が最も弱っていた時に、林霧が黙って多くの助けを差し伸べていたことに気づかない。林霧が去ろうとした時、宋野は初めて、自分がすでに彼女を心から愛していることに気付くのだった。