
都で最年少の神経内科の主治医である沈稼(シェン・ジア)は、将来を嘱望されていたが、夫の蘇明橋(スー・ミンチャオ)と息子の蘇屿寒(スー・ユーハン)の世話のため、何度も海外留学や高額オファーを断ってきた。帝都一の財閥・遅家の若旦那、遅麟風(チー・リンフォン)は、何度も高待遇で沈稼を京都病院の副院長に誘うが、彼女はそのたびに丁重に断っていた。 十数年にわたり、沈稼は蘇家の父子のために尽くし、自身の人脈や時間をすべて費やして病院と家庭を行き来していた。しかしその献身は次第に当然とみなされ、ついには輝かしい秘書・楚声晚(チュー・ションワン)を「妻」「母」と呼び、沈稼を追い出そうとまでする。 深く傷ついた沈稼は、ついに遅麟風の申し出を受け、副院長の職に就くことを決意する。だが蘇家の父子はなおも現実を見ようとせず、楚声晚を巡って沈稼を傷つけ続ける。そんな中、遅麟風が部隊を率いて迎えに来た時、沈稼は家を出て離婚届を手にする。それを目にした父子は、ようやく過ちに気づき、沈稼を追って車を走らせ、涙ながらに引き止めようとするのだった——。