
漁村の青年・陳遠航は、伯父に騙され、一年間苦労して働いたにもかかわらず、たったの二万円しか貰えずに家を追い出されてしまった。しかも、家族には借金が残された。しかし彼は嘆くことなく、祖父が残した古いノートを手に取り、誰も行こうとしない深海へと、一艘のボロボロの船で乗り出した。 荒波の中で彼は歯を食いしばり、絶体絶命の状況の中から活路を見いだした。決して負けまいという強い意志を武器に、彼は一人での奮闘からやがて全村を率いて漁業協同組合を立ち上げるまでに至る。村人たちは共に富を築き、暮らしはますます豊かになっていった。