前世、山本家に人違いで捨てられた雨宮旭は、三十年前に重生を果たす。今世では迷わず山本家を見限り、最愛の妻と子を守る道を選ぶ。前世の記憶を武器に、魚や貝の行商からカバン作り、やがて服飾工場を立ち上げ、着実に事業を拡大。山本家との因縁は尽きなかったが、ついには有名ブランドを築き上げ、大学入試では全国トップの成績を叩き出す。そして、かつて彼を見捨てた山本家は──破産。見事な逆転劇が、今始まる。