
秦家の実権を握る秦昼屿は、女性を一切寄せつけないことで知られていた。秦家の当主夫人は後継者を残すため、名門令嬢を必死に探し続けていた。 そんな中、林清軟がその目に留まる。しかし林家は破産寸前で、清軟は父に薬を打たれたうえで秦家へと“売られる”ことになる。 ところが彼女の身体からは不思議な体香が漂い、それに惹かれた秦昼屿は、思わず彼女を側に置くことを許してしまう。 一方で秦昼屿は、自分が後継者を生むための存在にされることを拒み、彼女を解放しようと「1億やる」と告げる。しかし林清軟は「300万だけでいい」と言い切る。母を救うための金だけが目的だったのだ。 それを知らない秦昼屿は、彼女も他の女たちと同じく金目当てだと誤解し、怒りから彼女を側に留めてしまう。その結果、清軟は理不尽な扱いを受け続けることになる。 それでも彼女は決して屈せず、自らの目的のために秦家の力を利用する覚悟を固めていく。その強さと孤独な決意は、次第に秦昼屿の心を揺さぶっていく。 やがて彼は彼女を抱き寄せ、静かに告げる——「これからはお前が俺の妻だ。誰にも傷つけさせない」。