1990年代の港野市。草の根出身の立花辰也は底辺からのし上がり、わずか一年で縄張りを固める。やがて金城権三に見込まれ、娯楽室のジネスを引き継ぐ。彼はその才覚で事業を活性化させ、さらに港野市の宝くじ事業へと拡大。財も人脈も手に入れる。商売の海で欲に駆られ危うく転落しそうになりながらも、心を守り志を明確に持ち続けた末、ついに蝶のごとく羽化し、草の根から強者への変貌を遂げた。