
尚書府に双子の姉妹が生まれた。 妹の江攬星(ジアン・ランシン)は「不吉な子」という噂のせいで、幼い頃から裏山に幽閉されて育つ。彼女に真心を向けてくれたのは、姉の江挽月(ジアン・ワンユエ)ただ一人だった。姉は、彼女の人生に差し込む唯一の光だった。 姉の影響を受け、もともと冷淡だった江攬星の心は、少しずつ柔らいでいく。 だがある日、その幸福は唐突に断ち切られる。姉は新婚初夜に命を落としたのだ。 妹は悲しみを胸に押し殺し、真犯人を突き止めるために、姉と同じ傷を自らの身に刻み、姉になり代わって王府へと足を踏み入れる。 守るべき存在が失った怪物は本性を隠し、深い屋敷の奥で一歩一歩罠を張り巡らせていく。 これは、絶望の淵から始まる、逃げ場なき極限の復讐劇。 この渦に、無関係でいられる者は誰一人いない。