
呪いを背負い、孤独に生きるドラゴンキング・アッシャー。 彼が生き延びるために必要なのは、たった一人の“運命の番”だった。 継母の裏切りによって故郷を追われた少女アリナは、生贄として龍石城(ドラゴンストーン)へ送られる。 そこで待っていたのは、人ならざる王との望まぬ婚姻だった。 人間とドラゴン――。 本来、決して交わるはずのない二つの存在。 それでもアッシャーと過ごす日々の中で、アリナの凍りついていた心は少しずつ揺れ始める。 そしてアッシャーもまた、まっすぐに生きる彼女に惹かれていく。 けれど二人の愛には、残酷な運命が待っていた。 彼女を“番”として受け入れれば、王を蝕む呪いは解ける。 だがその代償は――アリナの命。 愛する人を救うか。 愛する人を失うか。 これは、決して結ばれてはならない二人が紡ぐ、呪いと運命のラブファンタジー――。