
葉十一は幼い頃から一族の忌み子として扱われ、弟の代わりに男装して武館を支えてきた。すべては病弱な母を救うためだった。しかし母は偽薬によって命を落としてしまう。 絶望の中、母の形見である木簪によって太極の真髄に目覚めた葉十一は、理不尽な運命に立ち向かう。異民族との戦いで武功を立て、腐敗した権力者たちを打ち倒し、母の亡骸を取り戻すため危険な戦いへ身を投じる。 やがて彼女は閉ざされた時代の常識を覆し、「女は武を学べない」という掟そのものを変えていく。 これは、一人の少女が天下の女性たちに誇りと自由をもたらすまでの物語。