前世、林由美は長崎勝也と三十年連れ添い、表向きは穏やかな夫婦だった。しかし長崎の死の間際、自分が心から愛していたのは林の妹だと告白した。絶望の果てに三十年前へ戻った林は、長崎を本命と結ばせ、自らは別の人生を選ぶ。だがその選択に、長崎は深い後悔を抱き始める