将軍家の末娘として愛されて育った盛槿寧。 だが国が滅びた日、父や兄たちは女たちを置き去りにして逃げ出した。 残された母や姉妹たちは、生き延びるため花街へ堕ちる。 笑顔を売りながら、裏では密かに剣を磨き、復讐の時を待ち続けていた。 数年後、逃げた父兄が戻ってくる。 だが彼らは、女たちの犠牲を顧みるどころか、「将軍家の恥」として彼女たちを殺そうとする。 その瞬間――盛槿寧は刀を取った。 今の彼女は、守られるだけの娘ではない。 すべての姉妹を守る、“最後の将軍”だった。