
大夏王朝の皇子・沈晦は、世間から“無能皇子”と嘲られながらも、その裏で秘密組織「風満楼」を築き上げていた。 十五年前、先皇を毒殺した宰相と皇族の陰謀により揺らぐ宮廷。沈晦はすべてを見抜きながらも力を隠し続け、表舞台では無能を装い続けていた。 武術大会で三国の強者を圧倒し、ついに太子に冊封されると、反乱と謀略が一気に加速する。やがて辺境の危機、軍糧を巡る陰謀、そして先帝暗殺の真相が次々と暴かれていく。 最終局面、沈晦は罠を発動し、叛徒を一網打尽にする。 これは、すべてを欺き続けた皇子が、最後に天下を掴む逆転宮廷劇。