宴九黎はかつて南昭国で敵軍を震え上がらせた女戦神として名を馳せたが、奸計に掛かり非業の死を遂げる。転生した彼女は、大雍国で「貞操を奪われた」と誹りを受ける鎮国公家の嫡娘となった。彼女の婚約者は、一方的に婚約破棄を突きつけるだけでなく、さらに残酷にも彼女を側室にさせようと迫る。しかし、絶体絶命の窮地に陥った時、天下に権勢を振るうも余命幾許もない摂政王への輿入れを命じる勅命が下り、逆転への幕が切って落とされる